一区切り、そしてこれから!

本年度のオランダの秋は紅葉がとても綺麗です。この季節が一番好きなので秋が長いのは、個人的には嬉しい限りです。ここ最近ですが、あらゆることが目まぐるしく満載で、毎日毎日笑ったり、凹んだり、笑ったりの日々です。

後、このブログの表紙を変更しました。場所はルクセンブルグ。本当に興味深い国でした。ルクセンブルグの旅は、新しい発見が山ほどあったひと時でした。一緒に旅をしてくれた素敵な方との時間、アルゼンチンから来ていた旅人との出会い、お城の景観、第2次世界大戦の爪痕、アートギャラリー、素晴らしき写真ギャラリー、そして夜の星空、かなり色々な形で良い影響を与えてくれました。

ADEでは、素晴らしき場面の連続でした。沢山の花に囲まれたリッチーホウティンの野外ステージ、リッキーロメロ主催の”5 years of protocol”EDM、ウィスキーバーでのDazzle DrumsのプレイHardcoreの歴史に触れたHDE(Hardcore Conference )、ベルリン在住のDJ&音楽プロデューサー:Ellen Allienのinterview撮影、日本からプレイしに来てくれた大学からの友達:testaのZwart Goudでの撮影、今後、東京で新しいシーンを作っていく日本、世界を代表する日本人DJが出演したKODO、オランダ1年目から親交があるHardstyleチームNRG Vibeのファッションセンターで行ったイベント、自分が借りているオフィスに併設する2000人収容のクラブで行われたHYTE(Chris Liebing,marcofaraone)、オランダで大好きなメンバーと時間を過ごしたAtmos(VLLA)。。。

そしてフィナーレはMelkwegの別会場で行われた「Philip Glass」のピアノコンサート。

一つ一つのイベントでエピソードがありますが、珍道中ならではの話をさせて頂きます。

今回、Melkwegで行われたPhilip Glassのイベントについて触れさせて頂きます。Philip Glass」がADE最終日に出演するこのコンサートチケットはSold outの看板が出ていた。紳士な方々が、おしゃれな服装で、今か今かと雨の中で長蛇の列を作っていた。昨年度、行きたかったが仕事で行けなかった事もあり、今年はどうしてもこのコンサートを観たかった。だが、今回頑張って取得をしたジャーナリストパスは、適用されず、「入ることができない」とはっきりエントランスで言われれしまった。雨の中で途方に暮れ、撮影最終日で、疲れは最高潮。しかも風邪気味。カフェに入ろうとしたが小銭すらままならない状況。何度も諦めたが、一生後悔すると思い、顔見知りのMelkwegの警備員の人を見つけて頼み込んだ。「こんなに真剣に何かをお願いしたことは過去にあっただろうか?」多分、気持ちが通じたんだと思う。相談をした、ひとりひとりがアイディアをくれ、自分がこのコンサートに入れるか考えてくれた。 

そして、エントランスの別スペースに招かれ清楚な美人な女性が自分にこう話してくれた。「あなたは今日、このコンサートに招待されましたと」チケットを渡された瞬間、天にも昇る気持ちになったのは言うまでもない。紳士淑女が集まるVIP席に案内された。正直、ジーンズもスニカーもボロボロで、そこに居るのが躊躇される感じである。またチケットをくれた女神の方に、くれぐれも写真撮影はNGと言われた。

最初はそれで良いと思った。

でも、席に座って居る時、いろいろと考えた。「この瞬間を撮影できる人は、チャンスを与えられたわずかな人のみ」と信じ、美しい階段を降りてカメラバッグをクロークに取りに行った。小粋なクロークのスタッフにカメラが必要だと事情を説明すると、優しく頑張れと応援してくれた。カメラを持って、3階建ての最上階に向かう途中、自分に沢山の撮影機会をくれるMelkwegのマネージャーのカミエルさんと偶然遭遇した。Melkwegのスタッフがいろいろな形で、このコンサートに自分を入れてくれた事を説明した。

そしたら嬉しそうな顔をして「ATSUSHIの様なカメラマンに、この音楽は聴いて欲しい」と言われた。惚れた。

そして遠目の入り口近くに陣を構えて、Philip Glassが来るのを今か今かと待ち構えていた。登場して来た瞬間、盛大な拍手が巻き起こった。黒い服装で、後ろに手を組み登場するPhilip Glassに鳥肌が止まらなかった。

ブルーの照明に、円を描くグランドピアノ。鍵盤の一音一音が、深く違い世界へ誘っていく様に感じられた。まるで天国に導かれる感覚さえ感じられた。正直、この空間でカメラのシャッター音は、ノイズでしか無くて、何度もシャッターを押そうとしたけど、怖くて出来なかった。だが、そこに女性のカメラマンがタイミングを計りながら、シャッターを切っていた。なんだか、励まされた気がして、自分はチャンスを見て6回だけシャッターを切った。その写真がこの1枚。

世の中には現存する天才と呼ばれる人が間違いなく居る。その音や世界に触れた瞬間であった。

Philip Glass – The Photographer ( HQ)

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またこのコンサートには日本人のピアニストMAKI NAMEKAWAが出演していた。真っ白な着物を来て、感情豊かに、そして鬼気迫る演奏に観客は湧き上がっていた。

余談であるが勇猛果敢に撮影する女性カメラマンと小洒落たラウンジで会った。あまりにもチャーミングだったので、名刺をありがたく頂戴した。名刺はバラのマーク。可憐さに泣けた。

このADEの撮影にたどり着くまでに様々な仕事をさせて頂きました。企業関係の映像プロジェクト、日本から来た美人アスリートの世界的なトライアスロン挑戦ドキュメンタリー、ハーレムのビーチで行われた素敵な結婚式、いろいろな場面での家族写真、刺激的なライブ写真 etc。

この全てが繋がって、あのコンサートにたどり着いたと思っています。心から全ての方に感謝と、そして今も自分をいろいろな形でサポートを頂いている皆様、当方がきちんと出来てない部分に目を瞑って頂いている皆様。少しづつですが、得ているものを返していきたいと思います。

余談ですが平日の月曜日に行われるMelkwegのイベントで毎週、撮影の仕事が決まりました。足掛け4年でやっとチャンスをきっちり物にしました。また在蘭の日系企業へのアプローチも、少しづつですが形になって来ました。

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現在、オランダには日本人は7400人おります。EU全体では約20万人。日本人口が1億3000万人と考えて、EU全体では0.15%、オランダでは0,005%。この数字を見てもわかる通り、狭き難問を潜って、日々を生き抜いています。

自分は「好きな事をやって、毎日一生懸命、そして元気よく楽しく」をモットーにしてきました。また心に決めた事もあり、精神的な成功だけでは無く、経済的な成功まで一気にシフトしていきます。絶対、俺が成功しなくてはいけないという責任感を持っています。カメラマンで成功して、日本へ錦を持って行こうと心に誓っています。自分の長所は何があってもヘコタレナイ事である。これは物凄い強みだと。昨日、先輩に教えて貰いました。微々たるものですが自信にも繋がっております。

運だけでは無く、実力が間違いなくついてきております!本当にこれからを楽しみにしてて下さい。

PS:個人名をあげるときりがありませんが、本当にこの2ヶ月の間で多くの方と携わらせて頂きました、心から厚く御礼申し上げます。

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